郡市対抗県内一周駅伝 – 佐賀新聞 特別協賛 ネッツトヨタ佐賀 郡市対抗県内一周駅伝

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=春つなぐ= 三養基チーム

2015年02月14日 11時17分
=春つなぐ= 三養基チーム
■もっと走りたい 転職Uターン3年 吉田翔選手

 駅伝初挑戦のマラソンランナーは、難所の峠をひたすらに駆けた。13日、熱戦のスタートを切った第55回県内一周駅伝。三養基チームの吉田翔さん(30)=大津技研=は初出場で大会最長区間の11区(17キロ)を託された。「もっと走る時間をつくりたい」と、転職のため故郷にUターンして3年。支えてくれた周囲の仲間への感謝を胸に挑んだ大会。チームの順位を一つ上げてゴールに飛び込んだ。1面参照 

 吉田さんが長距離と出会ったのは宮崎大1年の時。フルマラソンを何度も走ってきた恩師の影響で、青島太平洋マラソンに挑戦。しかし、中学時代に野球に打ち込んだ経験しかなかった吉田さんは、32キロ地点でリタイア。その悔しさをバネに、翌年には完走を果たした。

 就職後、競技から一度は離れたものの、記録を追い続けた熱い思いが再び胸にともった。「また走ってタイムを伸ばしたい」。練習時間を確保するため、転職を決意。2012年に佐賀に戻って再び走り始めると、昨春のさが桜マラソンでは2時間49分13秒と念願のサブスリー(3時間以内の完走)を達成。この結果がチーム関係者の目に留まった。

 任された11区は距離が長いうえ、急勾配の鳥越峠が待ち受ける。本番直前には試走を行い、万全の準備で臨んだ吉田さん。「下りはスピードに乗れなかったけど、上りは練習通りの走りができた」。難所をものともせず、58分22秒の好タイムをたたき出した。

 「日没前から練習させてもらい、毎日15キロ以上走れる」という職場の理解もあって出せた今回の結果。「職場の名前が入ったユニホームで懸命に走って、ありがとうの気持ちを伝えたかった」

 14日は後半スタートの16区(8・3キロ)を担う。「任された区間でベストを尽くす」。磨き上げてきた健脚は、チームのためのピッチを刻む。

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