郡市対抗県内一周駅伝 – 佐賀新聞 特別協賛 ネッツトヨタ佐賀 郡市対抗県内一周駅伝

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=春つなぐ= 武雄市チーム

2015年02月15日 09時51分
=春つなぐ= 武雄市チーム
■細やか采配武雄に新風 大会初の女性監督 中村和子さん
 来月、チームメートと結婚

 今回で55回目を迎えた県内一周駅伝で、大会史上初の女性監督が采配を振るっている。武雄市チームの中村和子さん(39)。昨年まで11年間コーチを務めた経験を生かし、2大会連続で5位入賞を目指すチームの選手起用などに細やかな指示を飛ばす。大会が終われば、来月にはチームメートとの結婚を控える。公私ともに人生の大きな転機を迎え、充実した3日間を送っている。

 中村監督は武雄中3年時に全国都道府県対抗駅伝を経験。白石高では3000メートルで2年続けて全国総体に出場した。筑波大を経て、地元ケーブルテレビ局ケーブルワンに就職後は競技から遠ざかっていたが、同僚とジョギングを始めたのを契機に競技への意欲が再燃。2003年、10年ぶりに県内一周駅伝に出場した。

 「地元の人たちが喜んでくれて、現役時代は多くの人たちに支えられて走れていたんだということを再認識した」。以降は「地域への恩返しを」という思いでコーチとして支え、数年前から監督候補に名前が挙がっていた。

 監督として「女性で初めてだからといって特別なことはないし、年間を通して一緒に練習しているから、前のチームから大きく変えたこともない」。ただ、県外にいる大学生選手らとこまめに連絡を取り合うなど密なコミュニケーションを心がけ、県内一周をきっかけに、中学生らが長く競技を続けられるようなチームづくりを目指す。

 チームは第2日の14日を終えて6位。目標の5位に20秒差で付けている。「たすきがつながらなかったらどうしようとか不安もあったけど、みんなが期待以上の走りをしてくれている」と手応えを語る。

 「陸上人生」の新たなスタートを切った中村さんは大会後の3月14日、チームメートの山口真彦選手(30)と結婚、プライベートでも次の一歩を踏み出す。

 第2日の14日、スタート区間の12区(嬉野-塩田、10・5キロ)を担った山口さんに中村さんは監察車から「真彦ラスト!」と鼓舞、区間7位の力走につなげた。監督と選手として、そして夫婦として。駅伝で育んだ強い絆を原動力に、二人三脚で「人生」というコースを踏みしめていく。

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