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=県内一周駅伝= 江頭(小城市)MVP
2015年02月16日 10時37分
3日間最長の第1日11区(鹿島-嬉野、17キロ)と最終日24区(唐津-相知、14・4キロ)の両エース区間でいずれも区間賞を獲得した小城市の江頭祐輔(明治大3年)が最優秀選手に選ばれた。チーム3連覇の立役者となった21歳は「一緒に走った白石高時代の後輩らには負けられなかった。狙っていたので素直に喜びたい」と声を弾ませた。
3年連続で担った鳥越峠越えの11区は上りに苦しみながらも、区間2位の選手に59秒差をつける快走。24区はスタート直後から集団を引っ張り、ライバルが1人、また1人と脱落していく中で、ハイペースを維持し、10キロすぎからは独走態勢を築いた。「食らい付かれる重圧から解放され、ちょっと中だるみしてしまった」と反省しつつも、ぶれの少ない安定したフォームで軽快にピッチを刻んだ。
5000メートル14分16秒、1万メートルは29分16秒の記録を持つ実力者。今年は箱根駅伝のメンバー入りを果たしたものの、あと一歩で出走はかなわなかった。「スピード、持久力の両方を強化し、ランナーとしての総合力を高めたい。使わないといけない存在になる」。地元でつかんだ栄誉を力に、あこがれの箱根で躍動を誓った。
閉会式では、優勝した小城市をはじめ、5位までに入賞したチーム、最優秀賞選手賞を獲得した江頭祐輔(小城市)らを表彰した。
佐賀陸上競技協会の末次康裕会長と佐賀新聞社の中尾清一郎社長、県文化・スポーツ部スポーツ課の吉松幸宏参事らが出席。3日間269・9キロで健脚を競い、沿道のファンに感動を与えるレースを繰り広げた選手たちをねぎらった。
=表彰一覧=
■団体賞
▽躍進賞 杵島郡(前年より34分25秒短縮)
▽敢闘賞 鹿島市(前年12位から10位)
■表彰選手
▽最優秀選手賞 江頭祐輔(小城市)
▽優秀選手賞 井筒幸一、橋本裕之(鳥栖市)東島彰吾、土井政人(武雄市)溝田槙悟、キラグ・ジュグナ(小城市)、小池竣也(鹿島市)中山直人(唐津・玄海)
▽新人賞 坂本佳太(佐賀市)宇佐美聖也(杵島郡)西村勇、松本流星(唐津・玄海)川谷勇貴(小城市)山口勝之(伊万里市)稲冨智希(杵島郡)