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高校時代の小西監督指導 教え子を優勝監督に

2016年02月20日 10時25分
高校時代の小西監督指導 教え子を優勝監督に
 県内一周駅伝2、3日目のポイントの一つ女子区間。その華麗な闘いを、熱い期待とともに見つめる人がいる。かつて唐津工高などを都大路に導き、昨年から唐津・玄海チームの女子選手を指導する稲葉治さん(68)=唐津市旭が丘=。教え子率いるチームのために一肌脱いだ“名伯楽”が、厳しくも優しいまなざしでレースの行方を見守る。1面参照 

 稲葉さんが同チームの女子強化に携わったきっかけは「師弟関係」だ。唐津・玄海監督就任2年目の小西政徳さん(51)は、唐津工高時代の稲葉さんの教え子。「小西が監督をするのなら加勢しよう」と指導を買って出た。

 市町村合併に伴う結成以来10年、小城市や佐賀市、伊万里市とともに上位の常連である唐津・玄海。だが、頂点に立ったことはなく、昨年は最終日に大逆転を許して4位に甘んじた。長年、女子や中高生区間が課題で、特に女子は長距離に本格的に取り組む学校が少ないこともあり、選手強化が進まずにいた。

 そこで稲葉さんは昨年4月から週4回、唐津市陸上競技場で練習会を開催。高校教師時代に男子の唐津工高、女子の多久高をそれぞれ1度都大路に導いた指導力で、7、8人のメーンの強化選手だけでなく、自主的な希望者も合わせ15人ほどの面倒を見てきた。

 チーム支援の盛り上げにも尽力した。同じく教え子で、小西さんの高校陸上部の二つ後輩にあたる「からつバーガー」の吉田研一社長にも協力を依頼。吉田社長は選手のレース参加費やユニホーム、ウエア代の一部を負担、資金面でサポートしてくれた。

 稲葉さんの応援に、小西監督は「卒業してからも自分が走っていなければ、先生とまた出会うこともなかった。本当にありがたいし、走っていて良かった」と感謝する。

 強化は一朝一夕にはいかない息の長い取り組み。すぐに結果は出ないかもしれない。それでも「とにかく小西を県内一周で優勝させたいね」と稲葉さん。唐津の陸上の底辺を広げ、教え子の率いるチームがいつか大舞台で花を咲かせることを願って、沿道で声援を送る。

=春つなぐ 県内一周駅伝=

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