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<この日の顔>14区区間賞 井手孝一(嬉野・太良) 第2日
2019年02月17日 09時45分
実力者がひしめく14区(14・3キロ)で、嬉野・太良の井手孝一(神奈川大2年)が5人抜きの快走で44分38秒をマーク、有言実行で区間賞を獲得した。1月に箱根駅伝デビューを果たした20歳は「沿道の声援が励みになった。楽しく走れた」と振り返った。
2本目の出走だったが、疲れを全く感じさせない。10キロ地点で2分1秒の差があった3位鳥栖市を捉え、その後もスピードを緩めなかった。自身2年ぶりの区間賞で、チームの日間4位に貢献した。
初日の2区(12・1キロ)でも佐賀市の北村宙夢(日本文理大)、小城市の梶原有高(ひらまつ病院)と競り合い、区間2位の力走。33年ぶりのチーム日間3位の原動力になった。
大学進学後の2年間で持久力、スピードともについてきたという手応えがある。箱根駅伝では、風光明媚(めいび)なコースとして名高い3区(21・5キロ、戸塚―平塚)を任された。
地元期待の星は「(大学に戻っても)チームを引っ張っていく年にしたい」と、地元での活躍を弾みに、主力を担っていく覚悟を口にした。