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【鳥栖】若手充実、連続5位に照準
2016年02月08日 10時02分
第56回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、ネッツトヨタ佐賀特別協賛)は19~21日、13チームが全33区間270.1キロで競う。大会を前に各チームの戦力と期待の選手を紹介する。昨年は一つ順位を上げて5位。最終日に鳥栖工高勢などの活躍で日間3位と快走し、目標の入賞圏に返り咲いた。秋山監督は「今年も若い力が充実している。ライバルたちに競り勝ちたい」と2年連続の5位入賞に照準を合わせる。
関東で脚力を磨いている井筒、福田、和田の大学生3人が柱。いずれも5000メートル14分台のスピードがあり、10キロ以上の長距離区間を任せる。
社会人で軸になるのは尾崎、水久保、竹尾、尾籠らJR九州の選手たち。しっかり準備できており、長距離区間やつなぎ区間を担う。若手の吉田は成長著しく、ベテラン舟木、志賀も健在。昨年けがに泣いた樫迫は復活を期すレースとなる。
高校生は今年も鳥栖工勢が充実。12月の全国高校駅伝で区間賞を奪った宗を筆頭に添田、吉武、好、鶴田が好調を維持している。女子も天本、立石ら県トップ級の高校生がそろい、中学男子も昨年とほぼ同じ顔ぶれで心強い。大会を前に各選手が燃えており、秋山監督は「1秒、1歩を大切に5位を死守したい」と力を込める。
(メンバー表は左から氏名、年齢、勤務先・学校、住所、出場回数)
・監 督
秋山 義美 57 のむら紙器印刷 田代外町 26
・コーチ
山田 真 42 戸上電機製作所 大正町 26
村田 重隆 40 戸上電機製作所 下野町 19
志賀 智和 41 松酒屋 あさひ新町 9
下田 雅典 39 大石膏盛堂 今泉町 17
・選 手
舟木 正明 43 神埼高職 養父町 23
山口 雄大 29 シニアライフ 轟木町 6
尾崎 淳也 29 JR九州 本町 7
樫迫 千弦 27 鳥栖三養基消防 村田町 7
尾籠 浩考 30 JR九州 元町 6
水久保雅史 28 JR九州 曽根崎町 6
徹島 翼 28 JR九州 曽根崎町 5
川崎 貴裕 23 フレッシュ青果鳥栖 真木町 8
吉田 公介 23 鳥栖三養基消防 東町 7
竹尾 信彦 24 JR九州 真木町 3
高尾 匠 20 大石膏盛堂 立石町 2
渡邉 慎也 22 神奈川大 筑紫野市 4
平野 泰裕 22 久留米大 筑前町 6
井筒 幸一 21 国士舘大 小郡市 6
福田 勇樹 21 国学院大 小郡市 3
和田 照也 19 専修大 小郡市 3
好 貴久 18 鳥栖工高 小郡市 2
宗 直輝 18 鳥栖工高 福岡市 初
添田 知宏 18 鳥栖工高 朝倉市 初
吉武 佑真 17 鳥栖工高 行橋市 初
鶴田 健太 17 鳥栖工高 村田新町 3
脇 崚晴 15 香楠中 養父町 2
久保 大地 15 香楠中 江島町 2
狩野 了輔 15 鳥栖中 今泉町 初
野下 稜平 14 鳥栖中 今泉町 2
天本 雛緒 16 鳥栖工 高養父町 5
立石 星花 17 鳥栖工 高鎗田町 2
宮嵜 由佳 16 鳥栖高 本鳥栖町 4
内川 睦美 17 清和高 轟木町 2
田中 千陽 16 清和高 江島町 3
■野下 稜平(14)最高の走りで貢献
鳥栖中に入って本格的に走り始め、昨夏の県中学総体3000メートルは9分29秒で2位。2年生ながら抜群の走りで周囲を驚かせた。さらに記録を伸ばしており、3000メートルの自己ベストは昨年末の記録会で出した9分7秒。「この1年で30秒以上縮めた」と胸を張る。
小学校では野球部で活躍。足の速さを認められ、主に外野を担った。自ら認める負けず嫌いで、「最後まで粘り強く」を信条にしている。
県内一周出場は2回目。昨年は2日目の20区養母田-町田を走ったが、「後半の坂道がきつく完全燃焼できなかった」と振り返る。「今回は最高の走りでチームに貢献したい」と燃えている。