デジタル技術を駆使した体験型のメディアアートの展覧会「魔法の美術館」が１５日、佐賀市の県立美術館で開幕する。人の動きや声に反応して、キャラクターや映像が動く不思議な世界は、子どもから大人まで楽しめる。８月２７日まで。　１４日は会場スタッフ向けに、デジタル映像やアニメーション作品を制作する９組（個人を含む）のアーティストの１５作品が公開された。　話した言葉が生き物のように動き出す作品や、画面に映し出された自分の頭や体がぐねぐねと伸びたりゆがんだり、自分の影が７色になったりと、体を動かしながら変化が楽しめ、写真映えする作品ばかり。　企画会社ステップ・イーストの松﨑信彦社長は「メディアアートはテクノロジーの進化とともに、常に新しい作品が登場する。プログラミングを学ぶ子どもたちに、作品を楽しんでもらい、創作意欲、可能性を広げてほしい」と語った。　問い合わせは佐賀新聞プランニング、電話０９５２（２８）２１５１。（福本真理）