壁に手をかざすと、指先の動きに合わせて万年筆を思わせる美しい線が現れ、万華鏡のように多方面に広がり花びらになる。指先で自由自在に花を操る魔法使いになった気分だ。　大輪の花を咲かせたり、模様を細かくしたりと描き方は自由で、どのように手を動かしても花が開く。誰でも可能性を秘めていて、自分だけの花を咲かすことができると教えてくれているようだ。　背景は昼と夜の２パターンあり、昼は真っ白で花の色が鮮やかによく映え、夜は暗く幻想的。子どもだけでなく、大人も花の世界に入り込んでしまう。　あっと言う間に時間は過ぎ、気付けば辺り一面、個性あふれるカラフルなお花畑になっていた。（松尾綺子） 体ニョロニョロ　ずっと楽しい兵藤一花ちゃん（５）＝久留米市　体がニョロニョロになるのが楽しくて何度も試した。花火が出るボール当ても楽しかった。気に入ったのは何度も繰り返した。涼しくて楽しかったからまた来たいな。