2023年08月02日 19時57分
デジタル技術を使った不思議な世界が楽しめる「魔法の美術館」(佐賀新聞社主催)が佐賀市の県立美術館で開かれている。体を動かすと光や色が変化し、魔法使いのような気分を味わえる世界では、子どもも大人も夢中になって遊んでいる。会場では、手をかざすと生き物が動き、花が咲き、自分の姿が伸縮したりゆがんだりする体験型のメディアアートがめじろ押し。連日、幻想的な世界を楽しむ家族連れでにぎわっている。写真映えする展覧会で、夏休みの思い出づくりはいかが。27日まで。(文・福本真理、写真・中島克彦)テーブルにかざした手の影が命を吹き込まれたように動き回る、奥は「kotonoha」見る人の動きに反応して跳ねるボールに親子で熱中穴に話しかけると、言葉が画面を動き回る様子に大喜びの子どもたち名画の前に立つと自分が登場。思わず大はしゃぎクリスマスツリーの飾りを集めライティングすると、あら不思議!壁に手をかざすと現れる花びらに見入る子どもボールを壁に当てると花火が広がる。音も迫力 8月27日まで佐賀市の県立美術館。午前9時半~午後6時(最終入場午後5時半)。毎週月曜休館。当日券は一般1100円、3歳から高校生500円、2歳以下無料。