佐賀市の県立美術館で開かれている体感型メディアアートの展覧会「魔法の美術館」（佐賀新聞社主催）があす２７日、閉幕する。最新のデジタル技術を駆使したアート作品１５点を集めており、この夏、光あふれる幻想世界を３万人以上が満喫してきた。　デジタル映像やアニメーション作品を制作する９組（個人を含む）のアーティストが出品している。話した言葉が生き物のように動き出したり、画面に映し出された自分の頭や体がぐねぐねと伸びたりゆがんだり。来場者の動きや声に反応して、キャラクターや映像が動き出す不思議な世界は、子どもから大人まで楽しめる。　チケットは大人１１００円、子ども（３歳～高校生）５００円、ペア（一般と子ども）１５００円。開場は午前９時半から午後６時（最終入場は午後５時半）。問い合わせは佐賀新聞プランニング、電話０９５２（２８）２１５１。（古賀史生）