佐賀県少年野球選手権大会・NTT西日本杯争奪大会 – 佐賀新聞

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=NTT杯少年野球 最終日= 攻めあぐねた桜岡打線

2014年08月13日 15時25分
=NTT杯少年野球 最終日= 攻めあぐねた桜岡打線 =NTT杯少年野球 最終日= 攻めあぐねた桜岡打線
 優勝をかけた12年ぶりの戦いは再び辛酸をなめる結果となった。投手力に勝る神野少年に得意の打撃を封じられた。桜岡少年の高橋信也監督代行は「足を使った攻撃もさせてくれなかった。打ち負けでした」と悔しさを表した。

 準々決勝では6本の長打攻勢を見せるなど、打力で相手を圧倒してきたが、決勝では二塁打1本と振るわなかった。「一度、流れをつかんだら切れ目ない打撃ができるんだけど…」と高橋監督代行。堤悠貴主将も「コースを使い分ける好投手だった」。神野少年投手陣に低めの球で攻められ、高めの球を逃さず長打につなげる攻略パターンに持ち込めなかった。

 惜しくも決勝敗退となったが、チームに立ち止まる間はない。来週には九州学童軟式野球大会が控える。高橋監督代行は「盗塁やバントを確実にこなせるよう、バッテリーの強化を目指したい」と闘志を燃やした。

■米寿の指揮官感無量

 優勝した神野少年の野口虎男監督は、1926(大正15)年生まれの88歳。チームを率いて約40年の大ベテラン指揮官は、優勝旗を手にダイヤモンドを一周する子どもたちを優しいまなざしで見つめた。

 野球は7歳で始め、17歳のとき海軍兵として南太平洋のラバウルに出征した。47年に復員し、電電公社のクラブでプレー。投手として37歳まで投げ続けた。

 73年から神野少年のコーチを務め、その後監督に。「努力は万事を征服する唯一の道」という信念の下、子どもたちに努力の大切さを説き、夕方からの練習には欠かさず顔を出す。年齢を重ねても、白球への情熱は若い頃と変わることはない。

 「願いは子どもたちが立派な社会人に育ってくれること。楽しみながら野球を続けてもらい強い体と精神が身につけば」。温かく成長を見守る選手たちから5度胴上げされ「感無量です」と喜びをかみしめた。

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