３人で挑んだ女子の神埼は、２回戦で滝川第二（兵庫）に敗れはしたが、目標の１勝をつかんだ。北古賀正太郎監督は「新人戦につながる」と手応えを口にした。

　編成は「３人以上」が条件だが、部員は中島涼子と馬場万柚子の１年２人。懸命に鍛錬を積む姿に北古賀監督が「試合に出て自信をつけさせたい」と、吹奏楽部に所属する経験者の２年槙香菜子に声をかけ出場をかなえた。

　１回戦・三井（福岡）戦は、“助っ人”の２本勝ちで勝利。２回戦では強豪に完敗したが、１年の２人は「先輩の動きはお手本になった」と口をそろえた。「一人一人が頑張れば勝てる。少ないからこそ一つにまとまる」と槙。１０月の新人戦に向けても実りある大会となった。