大麻旗争奪剣道大会 – 佐賀新聞

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=高校生大会= 男子三養基好スタート

2014年08月22日 16時17分
 王座奪還に燃える伝統校が好発進を切った。4度の優勝経験がある男子の三養基は1、2回戦をいずれも3-1と快勝、3回戦に進んだ。県総体からメンバー入りする先鋒(せんぽう)稗田誠也と大将溝口航太郎を軸に力強い攻めを見せた。

 2回戦の開新(熊本)戦。稗田は開始20秒足らずで飛び込みメンで一本を奪うと、約1分40秒で再びメンを決めた。「(引き分けに終わった)初戦は動きが硬く、流れを呼び込めなかったので、切り替えて攻めを貫こうと思った」。中堅戦を落として1-1と並ばれたが、1年生の副将青柳圭亮が約1分で二本勝ちし、相手に主導権を渡さず。最後は溝口がメンで二本を奪って締めた。

 今春から指導にあたる綾部友洋監督は三養基OB。副主将として臨んだ1993年の第13回大会で優勝、翌年の全国総体にも出場した。県総体を過去18度制した経験があるが、ここ3年間は王座から遠ざかる。「県一奪回へ重圧はあるだろうが、新チームのスタートとなる大麻旗で自信をつけてほしいし、私も新しい風を吹かせたい」

 主将の溝口は「“スロースタート”がチームの課題。その日最初の試合から全開でいけるように臨みたい」と3回戦以降を見据えた。
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