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=高校生大会= 九州学院(熊本)2年ぶり栄冠
2014年08月23日 16時41分

全国総体経験者がいない新生チーム。先鋒(せんぽう)と次鋒を務めた1年生の躍動でチームに一体感が生まれた。5試合中3試合で先鋒、次鋒が勝利。〆(しめ)一司コーチは「1年生が勢いをつくってくれたおかげで、続く2年生も物おじせず試合に臨めた」と振り返る。
筑紫台(福岡)との決勝は双方譲らぬハイレベルな戦い。しかし、ここでも均衡を破ったのは次鋒・星子啓太だった。開始30秒でコテを決めた星子。2分過ぎにメンを取られたものの、すぐに気持ちを切り替え、わずかな隙を見逃さずコテで一本を奪った。星子は「先輩たちが強い分、安心して伸び伸びと試合ができた」と笑みを浮かべた。
1、2年だけでも25人以上の部員がおり、レギュラー争いも激しさを増す九州学院。「大麻旗は新チームの九州新人大会みたいなものです」と話す〆コーチの目はすでに来年のインターハイを見据えていた。