大麻旗争奪剣道大会 – 佐賀新聞

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=小学生大会= “小兵”高い技術で躍動-愛知洗心道場

2014年08月25日 18時36分
■4、5年チームで8強

 本大会で唯一、3連覇の実績を持つ愛知洗心道場(愛知)が、4、5年生ばかりのチームで8強入りした。主力の6年生は他大会出場のため帯同しなかったが、最短距離で押し出すように竹刀を放つ高い技術力で体の大きな上級生チームを4度倒し、層の厚さを見せつけた。

 道場と佐賀とのゆかりは深い。5年生の中堅・久田松颯人の兄雄一郎(早稲田大1年)は2連覇時のメンバーで、龍谷高時代には個人、団体で全国総体に出場。久田松が「目標」とする存在だ。

 久田松と同級生の先鋒村岡凌の父(愛知県警)も佐賀県出身。切り込み役として、会場から声援を送り続けた祖父の前で力を出し切った。

 4、5年生だけでの8強進出は大健闘だが、個々の能力の高さを認める内田信之監督は「技がきれいすぎる。必死さが足りない」とあえて厳しい言葉を残した。

 「強くなってここに戻ってきて、お兄ちゃんみたいに全国で戦いたい」と久田松。本大会で成長した兄の背中を重ね、飛躍を誓った。
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