大麻旗争奪剣道大会 – 佐賀新聞

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大麻旗争奪剣道大会 「5人」のありがたみ痛感

2015年08月23日 11時15分
大麻旗争奪剣道大会 「5人」のありがたみ痛感


 大和中が県勢男子で最高のベスト8に入った。準々決勝は強敵相手に1-2。「大事なところで一本が取れなかった」と大将の川頭泰輔は悔やんだが、選手たちには充実感があった。


 準々決勝で対戦したのは、先月の全国道場少年剣道大会で準優勝した福岡十生館。先鋒(せんぽう)の1年山口滉矢がメンで一本勝ちしたが、副将に続き、4回戦で代表戦を制する活躍を見せた川頭も敗れた。この難敵越えを目標にしてきたが、もう少しだった。


 春までは部員4人で、大会に出ても1回戦負けの繰り返しだった。団体戦に出ても、最初から1人は負けの扱い。ハンディは大きかった。


 1年生の入部で5人そろうと、県春季大会などで優勝。県中学総体は3位で、このチームで最後に臨んだのが大麻旗だった。「4人なら、1回戦も危なかった」と川尻尋主将。「1人のありがたさ」をこの日も身にしみて感じた。


 先鋒だけでなく、2人の1年生も起用しながら勝ち進み、経験を積んだ。川尻展弘監督代理は「メンバーを代えても勝てた。それだけ力が付いてきたのかな」と新チームに期待を寄せた。



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