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敬徳激闘、笑顔なき入賞 男子
2018年08月11日 11時50分
互いに1本も譲らない意地のぶつかり合いだったが、最後に振り切られた。春の全国選抜で3位入賞し、優勝を狙った男子の敬徳は、準決勝で昨年覇者の福岡第一に敗れた。代表者戦で10分を超える激闘を演じた大将の小川夢希也は「まだまだ上位との差を感じた」。堂々の3位入賞にも笑顔はなく、厳しく試合を振り返った。
先鋒(せんぽう)から大将までどちらも1本も奪えず、全て引き分けとなり、代表者戦は大将同士がぶつかった。小川は「みんなの頑張りを無駄にしたくない。自分が絶対に勝つ」と強い気持ちで臨んだが、攻め急ぐあまり二つの反則をとられて敗れた。「どこかで打ち込みたかった」と小川。試合後の表情には悔しさがにじんだ。
今大会、敬徳は小川を中心に勝ち上がった。準々決勝では力強い飛び込みメンを決め、チームは本数勝ち。3位入賞の立役者となった。
7人のうち5人が全国選抜のメンバー。さらなる飛躍を目指し、吉村剛監督は「選手は多く残っているが、高い意識を持って新たなチームをつくる」。新チームの主将となった小川も「真っ向から相手にぶつかる。力強いチームにする」と決意を語った。