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白石一丸で4強 主将溝上、果敢な攻め
2018年08月13日 15時30分
男子の県勢で唯一、準決勝に駒を進めた白石中は、過去5度の優勝経験を誇る如水館A(福岡)に敗れて3位。小笠原浩二監督は「全員が一つになってよく頑張った」と、初戦から接戦を勝ち抜いた選手たちを温かい目で見つめた。
選手たちは白石町にある道場と学校の部活で稽古に励み、足さばきや素振り、切り返しなど基礎基本の動きを徹底した。3年生10人は仲が良く、苦しい練習も声を掛け合って乗り越えてきた。
7月の県総体は決勝リーグに進出したものの、全国への切符をつかめず、今大会はその悔しさを胸に挑んだ。白石中と佐賀修道館の2チームに分かれて参戦し、「決勝で戦おう」と話していたが、佐賀修道館は16強で敗退、その思いも背負い、上を目指した。
準々決勝の相手は、上位常連の洗心道場A(愛知)。1-0とリードされている場面で、主将で副将の溝上幹太が豪快なメンを決めた。つばぜり合いの最中、「相手の目線が完全に下を向いた」と溝上。確実に1本を取ることを重視し、得意技の引きメンを打ち込んだ。その後も果敢に攻めて2本目を決め、大きな歓声が上がった。
準決勝で如水館Aに1-3で敗れたが、「1人じゃここまでこれなかった。ともに戦ってきた仲間に感謝したい」。溝上はそう締めくくった。