三人展「Forward Stroke ―明日への眼差し―」佐賀県立美術館 – 佐賀新聞

現在位置:

<三人展>3人が作品の世界観披露

2018年10月01日 09時10分
<三人展>3人が作品の世界観披露
 佐賀県出身のアーティスト3人による企画展「三人展―明日への眼差(まなざ)し―」が開幕した30日、会場の県立美術館では3人による「クロストーク」イベントが開かれた。画家の池田学さん(44)、陶芸家の葉山有樹さん(57)、メディア・アーティストの八谷和彦さん(52)が作品への思いや制作の流儀などを語り合い、それぞれが生み出した作品の世界観を披露した。
 県立美術館の竹下正博学芸員がコーディネーターを務めて3人の芸術観に迫り、約200人が耳を傾けた。
 創作について、葉山さんは「仕事は『迷わないこと』が大事。確信を持って筆を執るのがプロとしての自分の流儀」と語り、池田さんは「描き始めることで絵が動き出す。その先をどう描くか毎回迷いと決断を繰り返して完成する」と述べた。八谷さんは「(『風の谷のナウシカ』に登場する飛行装置の)メーヴェの模型を作り、ハンググライダーの訓練をして、徐々に発展させる中で次に進む場所が見えてくる」と話した。
 葉山さんと池田さんの作品は、緻密さを評価されることが多い。葉山さんは「一つの手法として精密な描写を使っている」と言い、池田さんも「世界観の表現が、細かくしないとできなかった」と説明した。八谷さんは自身のメディア・アートに触れ「(建物などに映像を投影する)プロジェクションマッピングなどがポピュラーになってきたが、自分はパフォーマンス性があるものを今後も作っていきたい」と意欲を見せた。

ニュース