三人展「Forward Stroke ―明日への眼差し―」佐賀県立美術館 – 佐賀新聞

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異質の芸術魅力を解説 三人展

2018年10月14日 09時30分
異質の芸術魅力を解説 三人展
 県立美術館(佐賀市)で開かれている、佐賀出身の3人のアーティストによる「三人展」を解説するセミナーが13日、同館であった。同館の野中耕介学芸員が「伝統と新しさが共存し、既成の芸術に収まらない」と、その魅力について語った。
  三人展は、画家池田学さん(44)=米国・多久市出身、陶芸家葉山有樹さん(57)=武雄市山内町、メディア・アーティスト八谷和彦さん(52)=東京、佐賀市出身=という異質の芸術家を個展形式で紹介する。
 野中さんは「現代美術の魅力を語る」と題し、3人の領域として語られる現代美術について解説。日展や日本芸術院など明治期に起源を持つ国の芸術制度に対し、「権威化した美術に挑むことが現代美術だと思う」と語った。
 その上で、池田さんは「ペンという今までの洋画にない素材」、葉山さんは「古い文様を研究し、伝統と現代観の融合」、八谷さんは「プランナーとしての才能を生かした緻密なプロジェクト実行力」などと3人の芸術性に迫った。 講演後には、展示会場でそれぞれの作品について話し、「3人の全く違う個性が集まったことが面白い」と、個展形式が生かされた展観を強調した。
 「三人展」は11月18日まで。会期中無休。

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