三人展「Forward Stroke ―明日への眼差し―」佐賀県立美術館 – 佐賀新聞

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<三人展>学芸員が池田さんの作品模写指導

2018年10月29日 09時20分
<三人展>学芸員が池田さんの作品模写指導
 佐賀県立美術館で開催中の「三人展」の出品者の一人で、多久市出身の画家・池田学さんの細密画を模写するワークショップが好評だ。28日には同館の学芸員が描き方を指導し、池田さんの作品に感動した来場者数十人が色鉛筆で模写に挑戦した。
 ワークショップは池田さんの代表作「誕生」(3メートル×4メートル)を、10センチ四方1200ピースに分け、実物と見比べながら色鉛筆で描き写している。学芸員の指導を仰いだ参加者は、細やかな色合いや輪郭線の表現に苦戦しながら慎重に模写していった。
 伊万里市から家族3人で訪れた40代女性は「微妙な色合いを重ね塗りで表現しようとしたが、難しい。こんな細やかな作業で大作に仕上げる池田さんのすごさを体感できた」と声を弾ませ、再度、展示室で作品を鑑賞していた。
 指導した学芸員の安永浩さんは「細密なモチーフをよく観察することで、池田さんの作品の素晴らしさを再発見してほしい」とワークショップの狙いを語った。模写は、県内外の中学、高校約30校に依頼しており、全ピース描写が終わった時点で、完成した作品を同館で披露する。

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