2018年11月08日 09時30分
佐賀市の県立美術館で開催中の企画展「三人展」に関連した紙飛行機ワークショップが3日、同館で開かれた。家族連れら約70人が楽しみながら、紙飛行機が飛ぶ仕組みを体感した。 「三人展」で展示している、メディアアーティストの八谷和彦さんの「M―02J」にちなんだ企画。「M―02J」は、漫画・映画「風の谷のナウシカ」に触発された八谷さんが、作中に登場する無尾翼の飛行具メーヴェをモデルとした作品で、実際に飛行させた。 ワークショップでは無尾翼形の紙飛行機を、折り紙ヒコーキ協会九州支部の井上英史支部長の指導で製作。苦労しながら折った紙飛行機は、県立博物館西側入り口前などから飛ばした。 参加した神埼市の黒田明日美さん(7)は「紙飛行機を折るのも、飛ばすのも難しかったけど、家でまた作りたい」と、笑顔を見せた。