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<ラグビー早慶戦>大田尾竜彦監督(佐賀市出身)、凱旋試合飾る 地元に恩返し「冬は日本一に」

2024年05月05日 22時19分
<ラグビー早慶戦>大田尾竜彦監督(佐賀市出身)、凱旋試合飾る 地元に恩返し「冬は日本一に」
 ◯…生まれ育った故郷に錦を飾った。「赤黒(のユニホーム)を着て最初の試合で気合が入った。佐賀で伝統の一戦ができて非常にうれしい」。指揮官としての凱旋(がいせん)試合で勝利した大田尾竜彦監督(佐賀市出身)は納得の表情を浮かべた。 「泥臭く、負けない試合を」という強い思いで選手をグラウンドに送り出した。先発15人のうち4年生は5人。「若い選手がどれだけやれるか」と臨み、先制こそ許したが、その後は主導権を握った。「守備は安定していた。いいペースでチームづくりが進んでいる」と一定の手応えを感じた。 高校ラグビーの聖地・花園を目指して佐賀工高時代に汗を流した思い出のグラウンドに、主将も務めた母校・早大を率いて戻ってきた。「(監督を)やっている間に佐賀で何かができればと思っていた」。最高の形で“恩返し”を果たした。 「芝の状態がよく、ホスピタリティを感じた。温かい声援で観客のみなさんが試合をつくってくれた」と感謝の言葉を並べた。佐賀の地で白星を手にし、「もっと練習を重ねて冬は優勝を」と全国大学選手権で頂に登る覚悟を示した。(小部亮介)

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